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フォレストモンキーバンドディナーショーご報告

2007年4月29日(日)



4/29は予定通り「フォレストモンキーバンドのディナーショー」を開催しました。今回開催のきっかけは、フォレストモンキーバンドの演奏をゆっくり聴く機会が水俣では最近なかったことが一つ。他のイベントで30分歌うという感じが多くて、ちょっと物足りない思いでした。もう一つは、3月にT氏がおれんじ館で開いたお座敷宴会(音楽付き)という方式が大変楽しくて、愛林館でもやってみたいと思ったことでした。

そこで、時間帯も夕食に合わせ、食べたり飲んだりしながらの演奏会にしました。演奏者も飲んだ方が調子が出るようですから、お客さんも飲んだら楽しいかな、と。音楽はブルーグラスやカントリーといったアメリカ的なものですから、食べ物もそれに合わせてケイジャン料理をと料理担当のT氏が考えてくれました。試作をしたり材料を八代まで買いに行ったりと、大変だったようです。

ケイジャン料理としては
ガンボ(オクラ入り、トマト味煮込み)
チリビーンズ(久木野産の大豆入り)
ソバティーヤ(愛林館で育てた小麦の粉と地元産そばを焼いた)
ケイジャンチキン
デザート(バナナのバター炒め+アイスクリーム)
などでした。

ケイジャン料理など 出張料理人の小暮氏

さらに、霧島で開かれた「大人のための食育セミナー」から愛林館に同行した大物料理人の小暮剛氏がおからの料理を作ってくれました。サリークィーンのお米を炊き、愛林館のカレーもあります。コンサートに先だってお食事の時間にしたのですが、こちらの想定を大幅に上回るお客さんが詰めかけ、すぐに品切れ。それからは小暮氏、T氏、霧島から一緒に来たK君とフル回転で料理を作ってくれました。料理のプロにボランティアで協力してもらうという、大変ぜいたくな料理でもありました。

今回は水俣市内や熊本市のフォレストモンキーバンドの熱心なファンに加えて、お隣の古石みどりの里で行われた薬草教室から10人近く流れ込んでくれました。例によって大量のトマト、牡蠣、たこを差し入れてくれた岱明の吉田さん、受付をしてくれた熊本の緒方さん、てきぱきと動いてくれた元助手Kさん、Oさんにも大感謝です。ありがとうございました。

フォレモンの楽しいステージ 料理を食べながらたっぷり楽しみました

さて、バンドの皆さんは午前中は湯前の「おっぱい祭り」(お参りすると乳の出が良くなるという神社のお祭りです)の野外ステージに出演してからの愛林館入り。日が強かったようで、皆さん飲む前から顔が真っ赤です。

演奏したのは次の曲目です。(フォレストモンキーバンドのホームページより引用)

新曲もありました ジャズコーナーも

第1部
 1.ふんならない(オープニング・バージョン)
    〜 汗で汚れたミノルタカメラは君の瞳
 2.船下ろしの歌
 3.オールド・ストーン・バラッド
 4.女島神社の歌
 5.三日月の夜とコスモスの花
    〜 ジ・エンド・オブ・ザ・ワールド
 6.刹那の風
 7.岩かげの花
 8.おすそ分け
 9.旅と螢
10.まんまんちゃん

第2部
 1.海龍舟
 2.柏木ソロコーナー
 3.西平・吉井ジャズ・コーナー
 4.研川・佐無田ヴェンチャーズ・コーナー
 5.心でそっと
 6.月の浦の清らかな花(新曲)
 7.僕等は夢見るBand Men旅物語(新曲)
 8.ロンサム・ロード・ブルース

アンコール
 1.春の汽車は遅いほうがいい
 2.流れ舟の唄

私「今回はたっぷりやって下さい。時間はどれくらいいりますか?」
柏木さん「1時間半くらいじゃなかかな。」
ということで、2時間の演奏かなと思っていましたが、3時間近くやってもらいました。私は料理の配膳に忙しく、ほとんど音楽を聞く時間がありませんでした。。。ソロコーナーや新曲を聞き逃したのは残念です。音が良い愛林館なので、アンプも少なめにとお願いしていたのですが、マイク1本+ベースアンプで良く聞こえていました。お客さんは音楽も料理も満腹できたのではなかったでしょうか。