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水源の森づくり 2009  作業日誌

2009年4月4日(土)5(日) 11日(土)12(日)

水源の森づくり 第1日目 4/4
・森づくりの予定だったが、雨のため作業はできず。せっかくなので、愛林館の山を見て歩く。
第2日 4/5
・午前中は雨が上がらなかったが、作業はせっかくなので強行。
・2001年に植えた山(大川の上方)のつるがひどかったので、ここで作業。下の方はケヤキやコナラなど落葉樹が主力の植林。


・愛林館をきっかけとして(たぶん)森づくりの職場に勤めている菊池森林組合のMさん、あかりボランティアで何回も来てくれている鹿本森林組合のNさん、以前天草森林組合に勤めていた研修生Mさんと、プロが大勢揃った本日の参加者。でも、仕事ではこういった自然林に近い森の育成はしないだろうな。
・他に、福岡からお二人と、市内からお二人(H君夫妻)が参加。昼食はもちろん、取り立てのタラの芽の天ぷら。午後も市内のお二人は作業続行。つるはかなりさっぱりした。

第3日 4/11
・水源の森づくり続行。先週と同じ場所に入り、つる切りの続き。今日は八代よりIさん親子もご参加。
・写真は、比較のために先週(4/5)の様子。落葉樹の新芽は出ていない。


・これは本日の森。植林したケヤキ、クヌギ、コナラなどの芽が出て新緑となった。
・愛林館の森づくりは自然林に近い森=照葉樹林をめざしているが、ここは落葉樹をあえて集中させた部分。近くにあるケヤキの立派な人工林みたいになってほしいんだが。


・ここは林令10年だが、コナラの木はかなり太くなっている。テッポウムシ(カミキリムシの幼虫)にかじられた木も結構多くて、樹液が出ているところもあるから夏に来ればクワガタやカブトムシが捕れるかもしれない。
・そのテッポウムシなどを探したと思われるキツツキの痕跡。これだけ穴を開けられると木にも相当のダメージ。


・山桜も結構大きくなって、花も咲いていた。見頃は2週間ほど前かな。来年は、1人で焼酎を持って花見に来たい。自分で植えた桜で花見をする人は日本でも少ないのではないかな。


・大川や寺床を背景に、本日の記念撮影。田助手で草を刈る棚田も見えている。

第4日 4/12
・先週集まったプロ軍団に加え、森づくりボランティアネットの藤本氏も指導に来て、森林組合の現役職員と元職員がまたも集まった。
・私は大筋の指示をしただけ。あとは1人でつる切りに没頭。
・この日は、木折平(寒川の上流)の一番上の部分。道ばたのかなりひどいつるをかなり整理できて良かった。


・昼食はもちろんカレーと、取り立て山菜の天ぷら。4年前に来たときはタラ林があったが、他の木が育ってタラはほとんど立ち枯れていた。生存競争は厳しい。
・働くアウトドア参加者で菊池森林組合のMさんが天ぷらを上手に揚げてくれた。
・午後も藤本君は残ってくれて、道ばたやプロセッサー屑の周囲のつるは大体片付いた。


4/12の山は2001年伐採、02と03年に植えたところです。植林中はこんな感じ。


ゆっくりではありますが、確実に森林が生長していて、嬉しい限り。私が元気でいるのはあと20年くらいでしょうけど、この森林は2081年までは大丈夫。楽しみです。                    (沢畑亨)