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愛林館 田援計画(でんえんプロジェクト) |
グリーンセミナー 「棚田のがっこう」〜棚田の保全に必要なものは?〜

愛林館では、これまで棚田保全をめざす様々な活動を「田援計画(でんえんプロジェクト)」として展開してきました。棚田は、豊かな森林と、そこから流れる川と、耕作をする人の三つがそろって初めて保全されます。
昨年度より始めた「愛林館グリーンセミナー」では、この三つについて深く考える機会を提供します。日常生活を離れて、ちょっと体を動かして、じっくり考えてみませんか?
内容
徳野教授(熊本大)・前川教授(広島県立大)を客員講師に迎え、棚田保全の調査でわかったことを中心に、これからの棚田保全を考えます。
田植え直後で、水に景色が写り、一年で一番美しい時期の棚田を見ながら、棚田の働き、棚田保全の意味、その方法を考えてみましょう。
まず、棚田の水利用について、前川教授の解説と沢畑の案内で詳しく見学します。その後前川教授の講義「棚田の水めぐり」。農業土木学から見た棚田の基本的な性質を学び、実際に一枚一枚の棚田を歩いて計った様々なデータの詰まった地図を見ながらお話を聞きます。
夕食の後は、焚き火をしながら、参加者同士でゆっくりと語りましょう。
翌日は徳野教授の講義「棚田を、むらを、誰が支えるのか?」。農村社会学の立場から、棚田を保全する人について必要なことを考えます。
夕食は、簡単ですがぜいたくな素材を使った料理とうまい焼酎を楽しみましょう。自家製の焼き肉のたれ、手作りハーブソルトを味つけに使い、タンドーリチキンも登場するバーベキューです。昨年よりは少しランクアップした内容をお楽しみ下さい。もちろん炭も自家製です。手作り豆腐も用意しますね。
また、ビールはエビスの生、焼酎はブーム以前からしっかり推薦している亀五郎(芋)、長雲(黒糖)、のろまの亀(米)、桜の里(麦)を好きなだけお飲み下さい。いずれも自由飲酒党総裁の沢畑が総裁生命を賭けて推薦するものです。下戸の方には、水俣産無農薬水出し緑茶、無農薬紅茶、自家製しそジュースをご用意します。
参加費
一般1万5千円(夕食費、朝食費、授業料を含む)、学生は1万2千円です。
15人限定の少数講座で、みっちり勉強しましょう。満員になり次第締め切ります。
お申し込みが5人以下の場合は中止します。
講師
客員講師:前川俊清(広島県立大学教授・農業土木学)
徳野貞雄(熊本大文学部教授・農村社会学)
常勤講師:沢畑亨(愛林館館長・熊本大/崇城大講師・林政学)
日程:
■1日目
1200 受付開始
1300 開校式
1400 棚田見学(3kmほど歩きます)
1600 愛林館へ戻り、前川教授の講義「棚田の水めぐり」
1730 入浴・休息
1830 夕食・懇談
2100 焚き火談義
(就寝各自)
■二日目
800 朝食
900 徳野教授の講義「棚田を、むらを、誰が支えるのか?」
1100 まとめの時間
「私の棚田保全策」発表会
1230 閉校式
★部分参加も可能ですが、参加費は同じです。
★宿泊は愛林館に雑魚寝です。男女各1部屋になります。
★布団はありますが、寝間着はお持ち下さい。
★歩きやすい靴でご参加下さい。
★ご連絡は愛林館事務室0966−69−0485へお願いします。
なお、当地では携帯電話はドコモのみ通じます。
★天候などにより、細かい予定は変更する可能性があります。
★水俣駅または大口バスセンターまで送迎します。電車・飛行機で来る方はご連絡下さい。
★開催日より5日前からのキャンセルは、解約料として5000円を申し受けます。
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