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第9回 棚田のあかり

2013年5月18日(土) 

棚田のあかり 2013.5.18

5月は棚田が最も美しい季節。田植えのために水を張って、水面に景色が映えます。
そこに竹のたいまつを約2000本立て、火で飾ります。皆さんも眺めに来ませんか?
棚田のあかりイベントスケジュール

15:00〜  徳野貞雄(熊本大学教授)講演会「愛林館の19年と棚田保全」 
        場所:愛林館 授業料:500円

16:00〜  鷹のフライトショー 場所:棚田のあかり料金所付近 ※雨天中止

16:30〜  舞鶴太鼓 書道パフォーマンス 久木野子ども伝統芸能
        場所:あかり最上部 本部付近 ※雨天中止

18:00  点火
20:00  終了

                             >>>クリックすると大きな画面で見られます。

<レポート>
◆09年 第5回棚田のあかり     ◆12年 第8回棚田のあかり

熊本県インターネット放送局「MOVIE!くまもと」で昨年の動画が見られます。
ご先祖様へ棚田のあかりを
いつのことかはわかりませんが、ご先祖はこの地で山を切り開き、水路を引いて棚田を作りました。「棚田のあかり」は、そういったご先祖に「今でも元気に耕作をしていますよ」とご報告をするための火です。お盆にご先祖を送り迎えする時に火をともしますが、もう少し大きめの火にしてみました。
環境に配慮して
棚田のあかりは、長崎県福島町の土谷の棚田のイベントを真似て始めましたし、愛林館を真似て千葉県鴨川市の大山千枚田でも始まりました。愛林館としては環境に配慮しようと考え、燃料は、使用済みの天ぷら油を加工したバイオディーゼルを使います。製造には多少の石油産品もも必要ですが、ほぼ自然素材です。たいまつ本体は竹で、イベント後は炭に焼いて棚田にまいて土壌改良をします。炭を燃やさずに使うことは、二酸化炭素を炭素として固定し、温暖化を防ぐことにもなります。燃料を吸い上げる芯は稲わらです。

久木野ではちょうどゲンジボタルが出始める時期でもあります。少し離れた川べりにも足を運んでみて下さい。
見学料
棚田のあかりを開催するに当たり、見学料(抽選券付)をいただくことにしています。
抽選会場はあかり最上部にありますので、がんばって歩いてみて下さいね。


見学料  一般 500円  
高校生以下・大豆耕作団・食べる田助手会員 無料    

場所
寒川棚田

より大きな地図で 棚田のあかり を表示
★あかりボランティア募集!
当日朝から準備して、翌日午前中に片づけをしますが、協力して下さるあかりボランティアも募集します。自分の手で棚田に風景を作り出し、地域活性化にも参加したいという方はいらっしゃいませんか?
あかりボランティアの皆さん

あかりボランティアは、当日たいまつに火をつける権利がある他、愛林館のカレー、イベント終了後の地元の皆さんとの打ち上げに参加できます。

ご注意:
棚田は公園ではなくて私有地で生産施設です。 田植え直前の大切な時期ですから、泥を塗ったあぜには絶対に入らないで下さい。

農業資材が置いてあっても動かさないで下さい。素人が動かすと元には戻らないのです。

田にはヘビがいます。 舗装道路から外には出ないで下さい。

当日は久木野小中グラウンドに駐車し、現場までお歩き下さい。駐車場下からあかり入口までの送迎もしますが、お待たせする可能性が高いです。 ゆっくりと棚田を眺めながら40分ほどのウォーキングをお楽しみ下さい。

お問合せ・お申込:
867-0281 熊本県水俣市久木野 1071 愛林館
TEL&FAX 0966−69−0485 (土日祝はレストランも営業中)

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