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棚田食育士養成講座 (上級編)

2013年3月16日(土)~17日(日)



〜森から見える命と食〜

都市や室内での食育には限界があります。
森と農地と台所と食卓が一つながりであることを考えながら学びませんか。
上級編は一人一羽の鶏をさばきます。命の大切さを実感しましょう。

食育ブームの中で、そわそわ・もやもやしていませんか?
命を育む空気・水・土を理解するところから食育は始まります。棚田百選の静かな山里で、農業の実践を学びつつ、「地域づくり・人づくり」も視野に入れた食育を少人数でじっくり考えましょう。
限定8人ですので、作業や講義に集中しやすい環境です。
     ※なお、初級・中級棚田食育士の資格をお持ちの方でなくても講習は受けられます。

<レポート>
 「農業がわかれば食育もおもしろい」 棚田食育士養成講座(田植え編)2009 
 「森から見える命と食」 棚田食育士養成講座(上級編)2012

講師:沢畑 亨(愛林館)
東京大学大学院修了(林学専攻)・農学修士・熊本大講師・自由飲酒党総裁。全国公募で選ばれ、平成6年より愛林館長を勤める。
水源の森21万平方mを育て、棚田1万平方mと山羊を管理し、森と棚田保全に努める。家庭料理大集合を12回開催し、味を楽しみつつ料理データベースを構築中。年間1000人近くが食べ物作り体験(豆腐・そば・こんにゃく等)に訪れる。

講師:千葉しのぶ(NPO 法人霧島食育研究会)
愛媛大学大学院修了・農学修士・管理栄養士&フードコーディネーター。「霧島で食を大切にする文化を育てる」ため、15人のスタッフと共に地域に根ざした食育活動を展開中。「霧島・食の文化祭」「霧島たべもの伝承塾」「霧島食育プログラム」などの活動で平成18年度「あしたのまち・くらしづくり活動賞 食育活動部門」内閣総理大臣賞受賞。07年より大人向けの食農育「霧島・畑んがっこ」も開校。


期日:2013/3/16(土)9時30分〜3/17(日)12時30分
場所:愛林館(熊本県水俣市久木野1071)   電話 0966−69−0485
料金:1万5千円(学生・大豆耕作団員・食べる田助手会員は1万2千円)
定員:8名
☆1泊3食の費用、教材費、受講料を含みます。
☆部分参加も可能ですが、料金は変わりません。
☆新水俣駅まで送迎します。
☆エプロンをご用意下さい。
☆動きやすい服装と靴でご参加下さい。
☆男女別の2部屋(大広間)に雑魚寝します。寝具はありますが、パジャマ等はお持ち下さい。
☆3/9(土)以降のキャンセルは、取り消し料5000円を申し受けます。
☆お申し込みが4人以下の場合は中止します。

日程
3/16(土)
930 集合・開会式
1000 実習1:大学山照葉樹林見学   伐採後放置して95年経った自然林で、生態系を学ぶ
1100 実習2:森を育てる実習
 増えすぎた竹林の伐採   森を育てるために竹を切る
1200 昼食
実習3:田舎料理を味わう(作:久木野村丸ごと生活博物館)
  買った材料はどれくらいある?   作り手と同席して、食事の作り方を学ぶ。
1330 講義0:霧島食育研究会の紹介(10分)     愛林館の紹介(10分)
講義1:森から見える命と食(講師:沢畑)    人間の命を支える森について学ぶ
1430 実習4:命をいただく(講師:小田純子)
生き物を自分の手で殺して食べたことはありますか?
 鶏を一人一羽さばき、命の大切さを実感する。
1700 実習5:「春の里山料理」(講師:千葉しのぶ)
いただいた野菜・さばいた鶏などを使って、春らしい料理をつくる。
1830 実習6:「いただきます」の意味を考え食事をいただく。
2100 実習7:映画「命の食べ方」鑑賞   ヨーロッパの普通の農業現場を知る
2300 入浴・就寝
 3/17(日) 
630 起床
700 実習8:一汁二菜の朝食作り(講師:千葉しのぶ)
   棚田の米(ヒノヒカリと香り米)、自家製味噌、友人の納豆(大豆は愛林館製)と野菜を使う。
730 朝食
830 講義2:「食育」という道具で何を伝えたいですか?
  自分がしたい食育を、15分で発表する。 伝える道具(写真・パワーポイント・紙など)も自作する。
1200 閉会式
1230 解散

お問合せ・お申込み:
■水俣市久木野ふるさとセンター・愛林館    TEL&FAX 0966-69-0485  airinkan@giga.ocn.ne.jp
NPO法人霧島食育研究会       TEL 090-4982-8898