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環境教育
田援計画
 田援計画(でんえんプロジェクト)とは、久木野の棚田を保全するためのいろいろな行動です。
大豆耕作団 棚田のあかり 石垣積み教室
久木野には石積みの棚田が至るところに作られています。一つ一つ誰かの手で積んだ石垣です。機械を入れにくい、機械が入ったとしても狭くて使いにくいといった、農作業の効率は悪い棚田ですが、傾斜のある土地で毎年安定して食糧を作れる、すばらしい方法です。

現在の経済体制では、苦労して棚田で耕作を続けるよりも、よそから米を買う方がよほど安上がりです。それが経済合理性というものですが、敢えてそれに背を向けて耕作を続けている久木野の棚田所有者を何とか応援したい、というのが田援計画(でんえんプロジェクトと読んでね)です。
棚田を様々に使う方法を提案しますので、ぜひご参加下さい。


HELP!田助手(たすけて)
久木野地区には100ha近い石垣の棚田があり、遙か昔から営々と米作りを行ってきました。また、森林を育ててきました。久木野の97%を占める森林は、降った雨を蓄え、土を作り、酸素を作って人間の生活を支えています。

しかし、山の産物の価格は下がり、米も安くなって、山村で暮らすのは大変になってきました。久木野の皆さんは、先祖から受け継いだ山や田を荒らしてはいけないという倫理感は人一倍強いのですが、それでも身体が思うように動かなくなったり、経済的に離れて暮らさねばならなかったりで、荒れる棚田が増えています。

棚田は米を育てるだけの場所ではなく、山村に人が暮らすための社会基盤の一つです。山村に人が暮らせば、儲からなくても森林の手入れをすることはよくあります。
世界的に見れば、木材はいずれ不足することは明らかですし、森林の働きがあってこそ人間は生きていくことができるのです。棚田が荒れれば、社会基盤が揺らぎ、山村には人が暮らせなくなります。すると、森林の働きも弱まることでしょう。

こういう考えに立って、愛林館では、荒れた棚田の手入れをこれまでもしてきました。もっと広くの方々から協力を得たいと考え、「田助手(たすけて)」を企画しました。

皆様、自分の手で美しい棚田の景色を作り出してみませんか。よろしくご協力をお願いします。

■ 募集要項 ■ 
<日時>毎年6月頃  
 ★午前8時半に宿舎を出て、夕方5時半に戻ります。
 ★部分参加可。
 ★雨が激しい時は休み。

<内容>荒れた棚田の草を刈ります。 草刈り機を使って作業します。使い方は教えますから、経験は不要です。

<いるもの>汚れてもよい動きやすい服(長袖・長ズボン)、帽子

<参加費>一人500円 (保険代・何日でも一律に500円です。)

<食事・宿泊費>無料
宿泊:愛林館大広間(二部屋・男女別)に雑魚寝。

田助手

田助手の仲間たち

実りの棚田

大豆耕作団
2017年の大豆耕作団員募集は終了しました。
棚田40平方メートルに大豆を植えるのに出資しませんか。配当として40平方メートルから穫れた大豆(またはその大豆と同じ価格相当の愛林館の加工品)を差し上げます。

■栽培には除草剤は使いません。農薬については、鳥よけの薬をまぶした種は使わせて下さい。鳥よけは網を張るのが一番いいのですが、棚田では網がたくさんいるのです。また、カメムシが発生して収穫が極端に減る恐れのある時には殺虫剤を使う可能性もあります。(これまでに使ったことはありません。)過去、40平方メートルからは3kg前後の収穫が多かったですが、農作物は天候に左右されますので、残念ながらこれだけの収穫をお約束することはできません。

■米国では遺伝子組み換えをした大豆の栽培が本格化しています。従来の品種改良と全く異なる技術で登場した大豆の安全性については、まだ議論が十分とは言えません。

日本の大豆自給率は非常に低くて外国産の大豆を使う機会が多いのですが、加工品の材料として遺伝子組み換え大豆を使ったかどうか、よくわからない場合もあります。

水俣病で手痛い失敗を体験した水俣市民としては、疑わしいものは極力使わないという姿勢をぜひ皆さんにも理解していただきたいと思います。

自分で育てた(または、よく知っている人が育てた)大豆を安心して食べてみませんか。
棚田の保全にも一役買っていただけます。

<申し込み>
会員になっていただくには、まず愛林館にお申込みのメール、またはお電話を下さい。その後で下記の口座に会費をお振込み下さい。
追って、受付完了のおハガキを送付致します。

<参加費>
一口5000円(一人何口でも可。先着150口まで。)そのうち3000円は耕作農家にお渡します。出資した団員は農作業に参加する権利があります。義務ではないので、農作業ができなくても 全く問題はありません。

<会費のお送り先>
ゆうちょ銀行 振替口座 01780−1−94284 
名義:大豆耕作団

<他の金融機関からのお振込>
銀行名:ゆうちょ銀行
金融機関コード:9900
店番:179
店名:イチナナキュウ店
預金種目:当座
口座番号:0094284
受取人名:ダイズコウサクダン
大豆種まき

大豆の花

大豆土寄せ

大豆草取り

大豆収穫

大豆
<配 当>
40平方メートルから穫れた大豆。または愛林館加工品(味噌、 クッキーなど)を選ぶこともできます。

★ご注意:天候によっては大豆の収穫が少ない場合もありますが、損失補填はいたしません。


棚田のあかり
5月は棚田が最も美しい季節。田植えのために水を張って、水面に景色が映えます。そこに竹のたいまつを約2000本立て、火で飾ります。皆さんも眺めに来ませんか?

いつのことかはわかりませんが、ご先祖はこの地で山を切り開き、水路を引いて棚田を作りました。「棚田のあかり」は、そういったご先祖に「今でも元気に耕作をしていますよ」とご報告をするための火です。お盆にご先祖を送り迎えする時に火をともしますが、もう少し大きめの火にしてみました。

<日時> 毎年5月(詳細が決まり次第ホームページに掲載)

<見学料>一般 300円  高校生以下無料
棚田のあかりを開催するに当たり、見学料をいただくことにしています。皆様のご協力をよろしくお願いします。

※雨天の場合は順延します。さらにその日も雨の場合は中止です。

<場所>寒川棚田

<あかりボランティア>
当日朝から準備して、翌日午前中に片づけをしますが、協力して下さるあかりボランティアも募集します。自分の手で棚田に風景を作り出し、地域活性化にも参加したいという方はいらっしゃいませんか?
あかりボランティアは、当日たいまつに火をつける権利がある他、愛林館のカレー、イベント終了後の地元の皆さんとの打ち上げに参加できます。
あかりの仲間たち

たいまつ点火

棚田のあかり


石垣積み教室
石積みは、数日間の作業で作り出したものが100年間使われるという、ものづくりの中では特筆すべき特徴を備えています。皆さんも、この歴史的事業(ちょっと大げさかな)に参加しませんか? 石と土という自然素材に、頭と身体を使って取り組みましょう。 今回は林道の石垣を積みます。

<日時> 毎年12月頃(詳細が決まり次第ホームページに掲載)
★午前8時半に宿舎を出て、夕方5時半に戻ります。
★部分参加可。
★雨の日は休み。

<内容>石垣を積みます。もちろん、石垣を積むための土の移動、 石の移動などもあります。

<参加費> 一人当たり1000円 (何日でも参加できます。)

<宿泊費>無料   愛林館大広間(二部屋・男女別)に雑魚寝。

<食事代>昼食は630円でタイカレー・和風カレーを食べられます。宿泊の場合は一人2000円(夕食・朝食)
石垣積み教室

石垣積みの仲間たち

ヤギの草刈
寒川の棚田にヤギをつないで、草刈をしてもらっています。
草刈ヤギ 草刈ヤギ ヤギの親子




お問い合わせ:〒867-0281 熊本県水俣市久木野 1071
TEL&FAX 0966−69−0485