石垣積みワークショップ日誌5

2/28 (水)

・参加者はAさん宅に泊まり、朝帰り。昨日の予想通り、朝から雨降りで作業は中止する。

・雨の中、寒川の棚田の石垣を見てまわる。中小場も石垣は見応えがあるが、やはり寒川とは規模が違う。また、現場を体験してから石垣を見ると、その苦労が目に浮かぶ。

・参加者には湯の鶴温泉の石垣を見て風呂に入ることをお勧めした。湯の鶴の石垣は久木野と違い、表面が平らな感じがする。石の性質や積む技術がやや異なるのかも知れない。

3/1 (木)

・今日も雨。作業はできず。福岡からきたWさん夫妻は、残念なことに作業はほとんどできずに終わってしまった。昨夜の強風でティピーが倒された。

・入れ替わりに飯塚よりTさん、tさんが参加。また寒川をご案内する。Tさんはレギュラーコーヒーの自動販売機から出るだし殻を乾燥して肥料として販売しているそうだが、それを炭にできないかどうか検討中とのこと。石垣よりも炭焼きに興味があってのご参加だが、もちろん歓迎である。

・Tさん、tさんにも湯の鶴の石垣と温泉をお奨めする。

3/2 (金)

・久々に晴れて、作業ができる。

・僅かに残った農道の路肩の石垣積みを続行。途中、泉村より林業研究グループが見学に来てくれた。

・また、昼食時は新和町より研修団が昼食を愛林館で取ってくれたので、そこでも石垣積みの話をすることができた。

・作業は順調に進み、午前中で農道の路肩は積み終えた。大豆耕作団で耕している棚田へ移動し、これまで土の斜面に石垣を積むこととする。

3/3 (土)

・移動した第3の現場も、結局午前中で作業を終わる。最後まで、非常な勢いで仕事は進んで行くのであった。











◆作業日数 ・・・・・・・・・・6日間(雨のため2日休む)

◆参加者数・・・・・・・・・・55名

◆作業面積

    ・第一の現場・・・・・高さ2メートル×幅4メートル

    ・第二の現場・・・・・高さ1メートル×幅5メートル

    ・第三の現場・・・・・高さ1.5メートル×幅4メートル



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